立春もまだ自粛

玄関から・訪問チャイムの音・・
(ハイ・)・・
「あぁ・・私・向食品・と言いますがァ・」
(ハイ・・ぃ)
「あのォ・・あぁ言うのを押してきました・・」って言われても
こちらからは見えない・・
何か買ってもらいたい雰囲気だけは分った・・
(家では‥結構です・・)とは言ったが・・何を売りたいのかが分らないまま
30半ばの美男売り子が・・そうですか・またなにか有りましたなら・・と
頭を下げて立ち去った・・
(また・何かある・のか・・家を探りに来たか・・たぶん二度と来ない・・)
何を売りたかったのが・不思議で・・隣の家に回り止めていた荷車をのぞいた・・
小さな荷車に・小さな発泡スチロール製の箱が二つ・・
それほど容量のある箱でもなく・・アイスクリームを売ろうとするなら・・
今日の寒さでは売れない・)
何を売りに来たのかを想像するも思い当たるものが無いまま・・)
隣の家からも・すぐに居なくなった・・
年に・・二・三度・・どこからか売り子が訪れる・・
(買った試しがなく・・・どこか・・騙されるものかと・警戒をする・)

電話一つのオレオレ詐欺師よりも・
寒さに耐えて人をダマすのも容易ではあるまい・・
あいつ・・人情を商品にしてきたか・・
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